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待ちぼうけ

川くだりの途中、船頭さんが
「待ちぼうけ」について教えてくれました。
これは、柳川出身の北原白秋が作った詩。

待ちぼうけ、待ちぼうけ。
  ある日、せっせこ、野良かせぎ、
  そこへ兎が飛んで出て、
  ころり、ころげた
  木のねっこ。

 待ちぼうけ、待ちぼうけ。
  しめた。これから寝て待たうか。
  待てば獲(え)ものは駆けて来る。
  兎ぶつかれ、
  木のねっこ。

 待ちぼうけ、待ちぼうけ。
  昨日鍬とり、畑(はた)仕事、
  今日は頬づゑ、日向ぼこ、
  うまい伐り株、
  木のねっこ。

 待ちぼうけ、待ちぼうけ。
  今日は今日はで待ちぼうけ、
  明日は明日はで森のそと、
  兎待ち待ち、
  木のねっこ。

 待ちぼうけ、待ちぼうけ。
  もとは涼しい黍畑、
  いまは荒野(あれの)の箒草(ほうきぐさ)*、
  寒い北風、
  木のねっこ

意味は、子どもが農作業をしていると、ある日ウサギ
が木の根っこにつまづいて、そのウサギを得ることが
出来、それ以来ずっとその木の根っこのたもとで、農作業
をせず、ウサギを待ち続け、そのうち畑は荒れ果てた
という内容です。

つい、過去に囚われている自分を見たような気がして
反省してしまいました。


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